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Net-Worm.Win32.Nimda

別名
Net-Worm.Win32.Nimda (Kaspersky Lab) は以下の名称でも知られています:
I-Worm.Nimda (Kaspersky Lab), Exploit-MIME.gen.exe (McAfee),   W32.Nimda.enc (Symantec),   Trojan.IframeExec (Doctor Web),   W32/Nimda-A (Sophos),   HTML/IFrame_Exploit* (RAV),   Archive Contains Infected Items (Trend Micro),   W32/Nimda.eml (H+BEDV),   Win32:Nimda (ALWIL),   I-Worm/Nimda (Grisoft),   Win32.Nimda.A@mm (SOFTWIN),   W32.Nimda.eml (ClamAV),   Exploit/iFrame (Panda),   Win32/Nimda.A (Eset)
登録日 2001年9月20日
動作分類 インターネットワーム (Net-Worm)
技術情報

これは、感染させられたEメールに添付されてインターネット経由で広がり、ローカルネットワークで共有ディレクトリにそれ自身をコピーし、また、脆弱性の IIS PC(ウェブサイト)を攻撃するワームです。ワームは、C++ で書かれた、サイズがおよそ57KBの Windows PE EXE ファイルです。

ワームは、感染されたメッセージから実行されるために、セキュリティの脆弱性を搾取します。ワームは、その時、システムにそれ自身をインストールして、拡散ルーチンを実行して感染します。

ワームは、下記の「copyright」テキスト文字列を含みます。

Concept Virus(CV) V.5, Copyright(C)2001 R.P.China

インストール

ワームは、インストールしている間に、ウインドウズディレクトリに "MMC.EXE" の名前でそれ自身をコピーして、ウインドウズシステムディレクトリに "RICHED20.DLL" (オリジナルのウインドウズ "RICHED20.DLL" ファイルは、上書きされます。)と "LOAD.EXE" の名前でコピーします。

最後の1つは、その時、"SYSTEM.INI" ファイルの「auto-run」セクションに登録されます。

[boot] shell=explorer.exe load.exe -dontrunold

ワームは、また、テンポラリーディレクトリに、ランダムな "MEP*.TMP" と "MA*.TMP.EXE" の名前でそれ自身をコピーします。

mep01A2.TMP
mep1A0.TMP.exe
mepE002.TMP.exe
mepE003.TMP.exe
mepE004.TMP

EXE ファイルは、"LOAD.EXE" ファイル(上記参照)と同様に、隠れ属性とシステム属性を持ちます。

ワームは、その時、その拡散ルーチンと感染ルーチンを実行します。ワームは、ウインドウズのバージョンに依存して、"EXLORER.EXE" のプロセスに影響を及ぼして、「EXPLORER」のバックグラウンドプロセス(スレッド)としてそのルーチンを実行するかも知れません。

Eメール経由での感染

ワームは、感染させられたメッセージを送るために、SMTP プロトコルを使ってホストPCに接続して、犠牲アドレスにそのコピーを送ります。

ワームは、犠牲Eメールアドレスを得るために、2つの方法を使います。

  1. *.HTM と *.HTML ファイルを検索して、Eメールのような文字列を捜します。
  2. MAPI を使って、MS Exchange のEメールボックスに接続して、そこからEメールアドレスを得ます。

感染させられたメッセージは、HTML フォーマットです。

Subject: empty or random
Body: empty
Attach: README.EXE

件名は、フォルダから無作為に選ばれたファイル名が選ばれます。

HKCU\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Shell Folders\Personal

通常、これは、「My Documents」あるいはCドライブでランダムに選ばれたファイルです。

ワームは、感染させられたメッセージから広がるために、下記に述べる「IFRAME」の脆弱性を使います。

ワームは、マイクロソフト・セキュリティ情報「MS01-020」に説明されている「不適切な MIME ヘッダーが原因で Internet Explorer が電子メールの添付ファイルを実行する」の脆弱性を使います。

ローカルネットワーク経由での感染

ワームは、3つの異なる方法でローカルと共有を検索して、これらの全てのアクセス可能なディレクトリに感染します。

ワームは、感染させている間に、2つの異なる方法を使います。

  1. それは、.EML(当時の95%)あるいは .NWS(5%)のファイルをランダムに選ばれた名前で作成します。結果、これらの EML と NWS のファイルは、感染させられたPC(ローカルネットワークで)のあらゆる所に存在し、数千存在するかも知れません。これらのファイルは、Eメールのフォームにワームのコピーを含みます。

    Eメールのフォームは、MIME 形式のワームのコピーを伴う HTML Eメールメッセージで、上記で述べた IFRAME の脆弱性を伴います。このメッセージは、オープンされると、直ちに脆弱性のPCを感染させます。

  2. ワームは、ファイル名+拡張子の組み合わせを捜します。
    *DEFAULT* , *INDEX* , *MAIN* , *README* + .HTML, .HTM, .ASP

    (*NAME* は、ファイル名のサブ文字列かも知れません。)

    ワームは、このようなファイルが見つけられる場合には、それらに "README.EML" の名前でEメールのフォームにそれ自身をコピーして、犠牲 HTM/ASP ファイルに JavaScript プログラムを追加します。HTML/ASP ファイルがオープンされる時に、"README.EML" ファイルがオープンされ、結果としてワームが実行されます。

    結果、ワームは、ウェブページを感染させて、これらのウェブサイトを訪れるPCに広がるかも知れません。

IIS 攻撃による拡散

ワームは、犠牲PCにそのファイルをアップロードするために、"tftp" コマンドを使い、感染された(現在の)PCで犠牲(リモート)PCから {"BlueCode":IISWorm_BlueCode} IIS ワームと同じ方法で "fet data" コマンドを処理するためにテンポラリー TFTP サーバを実行します。

犠牲PCにアップロードされるファイル名は、"ADMIN.DLL" です。

感染状況

感染ルーチンは、アドミニストレーターユーザグループに「ゲスト」ユーザを追加します。(結果として、「ゲスト」ユーザは、感染させられたPCへの完全なアクセス権を持ちます。)

ワームは、また、共有する全てのローカルドライブをオープンします。

「Nimda」ワームには、幾つかの亜種があります。

それらの全ては、オリジナルにとても似ており、それらの殆どは、オリジナルワームの修正バージョンです。ワームの本体のテキスト文字列は、他の文字列で置き換えられます。

Nimda.b

これは、オリジナル「Nimda" worm」ワームですが、PCShrink Win32 PE EXE ファイル圧縮プログラムによって圧縮されています。文字列は、:

README.EXE , README.EML

下記で、置き換えられます。

PUTA!!.SCR , PUTA!!.EML

Nimda.c

これは、オリジナル「Nimda" worm」ワームを UPX ファイル圧縮プログラムによって圧縮したものです。

Nimda.d

このワームの亜種は、2001年10月の終わりにインターネットにメールされました。それは、圧縮された(PECompact ファイル圧縮プログラム)サイズが27KBのフォームで広がりました。

オリジナルのワームとの違いは、下記のテキストを持つこのバージョンにパッチされた「copyright」のテキストです。

HoloCaust Virus.! V.5.2 by Stephan Fernandez.Spain

Nimda.e

これは、再コンパイルされた「Nimda」の亜種です。それらは、わずかに修正するか最適化された幾つかのマイナールーチンがあります。この亜種は、2001年10月の終わりに「in the wild」で見つけられました。

オリジナルのワームバージョンからの目に見える違いは:

添付ファイル名:

SAMPLE.EXE (README.EXE の代わり)

DLL ファイル:

HTTPODBC.DLL と COOL.DLL (ADMIN.DLL の代わり)

「copyright」のテキストは、下記のように置き換えられます。

Concept Virus(CV) V.6, Copyright(C)2001, (This's CV, No Nimda.)
 

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